11月1日(金) 4年 認知症サポーター養成講座
今日から11月。朝晩は、寒く感じる日も増えてきました。冬服での登校が始まりました。
今日は、昨日3、4時間目に行われた4年生の「認知症サポーター養成講座」の様子をお伝えします。
この講座は、「みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域をつくっていくこと」を目的に開かれています。昨日は、坂井市社会福祉協議会三国支部の方と坂井市三国包括支援センターの方が来てくださって、認知症になると起こることや対応の心得についてお話しくださいました。
「何度も同じことを聞く」ことや「もの盗られ妄想」について、認知症の方にどう見えているのか、認知症の方が見えている世界について、漫画を使って分かりやすく説明してくださいました。子どもたちは、熱心に聞き入って、びっしりとメモを取っていました。また、「どうしたらいいと思いますか。」という問いかけにも多くの子どもたちがしっかりと自分の考えを発表していました。
認知症の人への対応の心得”3つの「ない」”は、「おどろかせない」「いそがせない」「心を傷つけない」だそうです。それを心得た上での「声かけ」と「会話」のポイントについても話してくださいました。
続いて4時間目には、お年寄りの体を体験する「インスタントシニア体験」をしました。サポーターやおもりやめがねをつけた子どもたちは、動きにくそうに階段を上り下りしていました。
今回学んだことを生かして、認知症の方もお年寄りも含めて「誰もが暮らしやすい地域」の担い手に育ってくれるとうれしいなと思いました。
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