11月8日(金) 4年 心のバリアフリー教室
今日は、5、6時間目に4年生が心のバリアフリー教室を行いました。
中部運輸局、坂井市社会福祉協議会、京福バスの方々が学校に来てくださり、4年生にいろいろな体験をさせてくださいました。
はじめに、車いすで生活している方の話をお聞きしました。自分たちが普段当たり前にできていること、例えば、着替えのこと、靴を脱いだりはいたりすること、お風呂に入ることなどはどのようにしているのか、疑問に思うことをどんどんと質問していました。
その後、3つのグループに分かれて、「車いす体験」「バス乗降体験」「視覚障害体験」を順に体験しました。
車いす体験では、車いすに乗っている人の介助の仕方について説明を聞いた後、車いすに乗る役と押す役の両方を体験しました。マットの上に乗ったり、ジグザグ道や狭い道を通る体験をしました。車いすの前輪を持ち上げるのに思ったより力がいることや持ち上げられるとき思ったよりこわいことを感じていたようでした。
バス乗降体験では、バスのステップにスロープをかけて車いすを押して乗せることを体験しました。その後は、車いすを固定してもらっていました。子どもたちは、バスに車いすを乗せるための仕組みに驚いていました。
視覚障害体験では、目の不自由な人の役と介助する人の役の両方を体験しました。ステージ横の階段をあがったり、狭い通路を通ったりしました。「ここから階段。」「あと○段。」と声をかけながら介助している子もいました。また、アイマスクをしたまま鉛筆で字を書く体験もしました。
このバリアフリー体験を通して、ハード面でのバリアのことだけでなく、心のバリアをなくしていくことの大切さを感じてくれているとうれしいなと思います。
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